出産後に初めてパチスロへ行く事に！

彼が何度か「ちょっとだけパチスロへ行ってきたい」そういうことが何度かあった事もあり私の中で「私も行きたい！彼に渡すお金を増やさないと！この子のおむつ代やミルク代とか何とかパチスロで増やしていきたい」そう考えるようになりました。そして、彼には私もスロットをしに行きたい!っては何となく言えなくて、「たまには気分転換に美容院に行きたいな」と嘘をつきました。勿論美容院にも行くんですが、美容院に行くと、待つこと二人目くらいにカットをしてもらえたんですが、私は直ぐに駅前のパチスロ店へ向かいました。彼には「美容院がとても混んでいた!」って言おうと決めていました。そしてパチスロ店へ入ると相変わらずたばこ臭く音もうるさくしかも人が沢山いました!

　台は空いていなくて空くのを少し待ちました。そしてすぐに座り千円札を投入口へと入れると以前は両手でコインを手に取っていたはずが何もしなくても上皿へコインが50枚流れ出してくるのです。進化していました。その時やった台は、コンチネンタルだったかな？はっきりとは覚えていませんが赤と青の７がくっついていた気がします。そして全然出ないであっという間に7000円使ってしまいました。そこで「もう今日は出ないしいいや」っていう気持ちになり子供の事も気になっていたし会いたかったので急いで帰りました。そして「ごめ～ん！美容室凄い混んでいたよ」と嘘をつきました。そして子供の顔を見ると、可愛くて自分をその時は責めました。「ごめんね!又パチスロやっちゃったわ。許してね」そう心の中では誤り子供を抱っこし母乳を飲ませました。

　お金もこれからは子供や生活でかかるからあんまりいかない方がいい！心の中でそう思っていました。でも、昨日の負けを朝起きたときに思い出すようになり同時に「悔しい‥取り返したい。」そういう気持ちを持つようにもなりました。

　だけど子供がいてどう考えても行けないしどうしよう？そう思っていたので気持ちを抑えていた時に、子供をおんぶひもで抱っこをし「ちょっとだけ覗きに行きたい」そんな事を考えるようになっていきました。

　当時は子連れでも平気でした。ただたばこの煙と音楽のうるさい音で子供に影響があるかもしれない！って思っていましたが、心配をよそに行ってしまうとそんな事は考えられなくなっていました。

　その時にはパチスロをしようと子供を抱っこし２千円程度座ってやった記憶があります。勿論出ませんでした。子供はその時は抱っこで眠っていました。

　何度か顔を見るたび「もう止めるからね・・」と子供に言ってはいたのでその程度で済んでいました。やはり子供がいては思う存分は出来ないし可哀そうだ！って思ってはいました。

　そして子供が少し大きくなり半年が経ったころ仕事をしたい！そう思う様になりました。少しでも収入を得て生活費を増やさないといけない。そう考えました。

保育園探しをし近所でやっていた保育園に応募をしました。すると「入園が決まりました」と言う案内が届いたのです。私は「外で働ける」とおもいとても喜びました。そして資料に書いてあるような子供の物を用意し入園は翌月１日だったのでその時までいろいろ仕事も探してみました。仕事をする場所は少し遠いと思ったけど、時給も良かったので工場勤務でしたがそこへ問い合わせをしてみました。保育園も決まったことを話し面談も予約をしました。そしていよいよ保育園入園当日になり、子供を連れていったのです。すると、子供が「ぎゃーーー」と大泣きで物凄い嫌がり私に抱きついてきたのです。「大丈夫だよちゃんとママいるから」そう言って預けました。

　最初は１時間でしたがその一時間が自由を得た感覚でとてもすがすがしかった事を覚えています。いつも育児でとても疲れ果てていたので、気が楽にもなり本当に一時的にでも子供を見てもらえることが嬉しかったんです。そして子供を迎えに行った時も会いたくて仕方がなかったのです。子供をちゃんと１日見てもらえるようになるまでは２週間もかかりました。仕事も最初に決めていた所が決まり９時から１６時まで仕事をするようになりました。

　久しぶりの仕事はとても楽しくて給料日も待ち遠しくなりました。一生懸命仕事をし早く借金を返したい！そう決心をし頑張ろうと思いました。数か月が経ちしばらくやっていなかったスロットも自分の中ではそれ程やりたいという気持ちにはならず過ごしていたんですが、彼が休みに少しだけ行きたいというのが中々直らず「じゃあ行ってくれば」と言う私が少し苛立ちもあり、「もう子供の事どうおもってんの？」と思う気持ちも同時に出てくることもありました。

　そして帰ってくると当然聞くんですが「出なかった・・・」と言うのです。「もうお金かかるし勿体ないし次は渡せない」そう言いました。しかし私の気持ちの中に又悪魔が・・「その使ったお金取り返さないと」そんな気持ちが湧き出てきていたのです。

　次は私の番！と言わんばかりに「私も息抜きにたまには行きたいからこの子見てて」と言ってパチスロをやりに行くのです。その時はニューパルサーかサンダーVをやった気がします。そして何と７万勝ったのです。その時「流石私は絶対勝てるじゃん」そう自信に満ち溢れていました。

　その頃は未だ私は27歳位、子供は1歳にはなっていた気がします。そこから段々とスロットへ行く機会が又増えてくるのです。

続きは次回に

最後までお読みくださりありがとうございました。

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